• ホーム
  • 木造建築でオススメのハウスメーカー!

木造建築でオススメのハウスメーカー!

不動産を紹介しているスタッフ

木造建築は夏場の高温多湿な環境では、屋内の湿度を調整し快適な居住性能を発揮し、冬場には天然素材である木材の効能で比較的寒冷な気候から居住空間を守る構造として、伝統的に日本において主要な建築構造として採用されてきた実績があります。身近な建設工法であることも関係して、地域に密着した工務店が中心に取り扱ってきた印象が強いかもしれません。しかし最近では木造建築のポテンシャルが再評価されてハウスメーカーのなかにも、あえて木造建築専門のシリーズを提供することも増えてきました。そこで改めて木造の建築の魅力と、ハウスメーカーが提供する木造住宅の特徴を御紹介します。高い評価をえているのは、ミサワホーム・三井ホーム・住友不動産の三社です。実際に施主になり、居住している方の口コミや評判などを参照しながら、おすすめのハウスメーカーを検討してみましょう。

30年連続でグッドデザイン賞を受賞したミサワホームは、デザイン性だけでなく居住性能やコスト、そして環境面への配慮などでも優れたスペックを発揮しています。木造建築のように日本の気候風土に調和した家づくりをブランドイメージにおとし込んでいるのが特徴で、”徴候性”を重視しています。”徴候性”とは、住まいと地域の気候に適合した家づくりのこと。低コストで高いスペックを実現するべく壁面や床構造などにパネル方式を採用し、簡素な工程で低コストで高い耐震性を確保した木造住宅を実現しました。

三井ホームは複数階に木造建築構造を意欲的に実現したことで、注目を集めています。意欲的な取り組みはすでに実用化されていて、都内ではツーバイ工法で施行された五階建てビルも成功しています。三井ホームが注目を集めるのは、狭小な土地でも足場不要の低コストでの木造建築が可能になっていることです。壁面をあらかじめ作り上げてジャッキアップで立ち上げる工法で、足場を確保する必要がなくなるので、住宅が密集するようなエリアでも効率的に木造建築を実現するものと注目されているようです。

最近木造建築による高層建築物兼摂を発表したことで話題になったのが、住友不動産です。2041年までに、高さ350メートル・70階立てで一部に鉄骨構造をハイブリッドした7階建て以上の木造建築物の施行計画は日本初になります。木造で大型建築物を建築するには、対価素材の開発が不可欠になるなど、いまだに課題は大きいですが木造での建築に新たな方向性をあたえるものと口コミでも注目されています。