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マイホームを安く買うなら和室はいらない!

建売住宅にせよ注文住宅を選択するにしろ、マイホームを購入するときに、間取りは予算や入居後の生活のありように影響をあたえるので誰でもこだわりをもつものです。生活スタイルの変化に伴い、よく問題になるのははたして和室は必要なのかということです。新居の和室は畳の新鮮なかおりが心地よく、おちついた時間をすごせるなどのメリットがあります。しかし意外な感がありますが、案外和室は不要との意見が最近では支持を集めているようです。入居してから和室をつけて後悔したとの声も。そこでマイホームを購入するとき、和室は不要なのか考えてみます。

まず問題になるのは畳を使用している点です。確かに畳は新しいうちは見た目に美しく、ここちよい芳香もあります。しかしすれて汚れが目立ったり、太陽光で日焼けしたり、家具をおくと用意に変形します。したがってある程度期間が経過すると畳返しや、新規に購入して帰る必要があるいます。したがって畳の交換やメンテナンスなどに費用がかかります。

また和室には障子がマストの内装です。ところが障子はガラス窓などに比較すると、問題にならないくらい脆弱です。子どもがいる家庭では、必ずといっていいほど、子どもは破ります。なにやら子どもの本能に訴えかけるものがあるのかもしれませんが、とにかく破ります。破れた上体を放置していれば、さながら廃墟状態になるので、客間の用途に供している場合高額の費用をかけてでも補修する必要に迫られます。僅かに輪ぶれているだけでも不恰好なので、補修しないとしても客人にみすぼらしい印象を与えるので客間の用途に使えなくなるのは同様です。

加えて畳をしいた和室では、おもったように什器や家具を置くことが出来ません。重量のない家具では設置しても、なかなか安定しないので地震対策が面倒になります。家具を安定させるなら、昔の嫁入り道具に代表される大型の家具を置くほかませんが、現在のライフスタイルではそもそも家具のニーズが大きく減っています。現在では家具などは設置せず、クローゼットを活用して居住空間を広く取るライフスタイルが主流です。

マイホームの居住性の関係でいえば、和室は引き違い扉が採用されているのも問題です。引き違い扉は間口も大きく、プライベートを確保するのは困難な側面があります。このように現在では和室は、畳や障子などの維持費や畳自体や障子の脆弱性などが敬遠されて、マイホームでは不要と考える向きが多くなっているようです。